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『引き渡しで鍵を受け取ったら、早速ゴキブリ対策を』

2022.05.06

こんにちは、皆さん。

皆さんは、今の住まいでゴキブリを見たことはありますか?

発見した瞬間、全身がゾワッとするくらいゴキブリが嫌いなら、新居では絶対に見たくありませんよね。

最近の家づくりは快適性が向上しています。

人にとって快適な住まいは、ゴキブリにとっても快適な環境です。

とはいえ、引き渡し直後なら、まだエサの無い新居にゴキブリがいる可能性は低いはず。

対策は最初が肝心です。

皆さん、一緒に考えてみましょう。

■ 侵入口を塞ぐ

ゴキブリは、わずか1.5mmの隙間からでも侵入できるとか。

それを防ぐため、まずは小さな隙間を塞ぎます。

例えば、網戸とサッシの間に隙間があるなら、窓側と網戸側の両方に隙間テープを貼ります。

エアコンの室外機のドレンホースの先端には、ドレンキャップを付けます。

ストッキングなどで代用することもできますが、あまり目が細かいと、水と一緒に排出される室内のゴミが詰まることがあるので注意が必要です。

(定期的に外して水洗いすれば、目詰まりを予防できます。)

なお、業者がエアコンを設置する際は、エアコンのスリーブ(設置するための穴)に隙間が無いか必ずチェックしましょう。

「もし隙間ができたら、必ずパテ等で埋めてください」

と作業前に指示しておけば、より慎重に作業すると思いますよ。

■ 産卵場所を与えない

産卵場所として好まれるのは、適度な湿気と適度な暗さがある環境です。

段ボールや鉢植えの観葉植物には、室内に持ち込む前に卵が付着している可能性があります。

卵の持ち込みを防ぐため、持ち込んだ段ボールはできるだけ早く処分しましょう。

庭に物置があるのなら、そこを収集日までの仮置き場にするといいですね。

勝手口周辺などに蓋つきストッカーを置くなら、そのためのスペースを確保しましょう。

観葉植物は、その本体にも注意が必要ですが、植木鉢の下も適度な湿気と暗さがあるので産卵されるかもしれません。

こまめに移動させて湿気の滞留を防ぎましょう。

最近はおしゃれなキャスターが増えているので、部屋の雰囲気に合ったキャスターを使い分けてもいいですね。

■ エサを与えない

ゴキブリは、玉ねぎや生ごみのニオイが大好きです。

ニオイを防ぐため、玉ねぎは冷蔵庫に保存します。

生ごみは、蓋つきゴミ箱に捨てましょう。

排水口のヌメリもエサになるので、こまめな掃除は欠かせません。

なお、髪の毛やフケもエサになるのでこまめな掃除が必要です。

浴室の排水口周辺に溜まった髪はその都度取り除くなど、家族にも協力を依頼しましょう。

そういえば、ゴキブリはビールのニオイも好きですよね。

なので、飲み残しの放置は厳禁です。

捨てる前に空き缶をしっかり洗っている家庭でも、わずかな洗い残しがあれば、彼らはそのニオイに引き寄せられます。

かといって、収集日まで屋外で保管すれば、外のゴキブリを呼び寄せる原因になります。

収集日まで室内外どちらで保管するにしても、蓋つきのゴミ箱でニオイを遮断しましょう。

あなたは、ゴミ収集日までの期間、どれくらいの量のゴミが出るか把握していますか?

そのゴミの量に見合った大きさの蓋つきゴミ箱は、新居のどこに置きますか?

1匹見たら100匹いると言われるゴキブリ。

寄せ付けないため、できる限りの対策を試したいですね。

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