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『低金利を前提とした借り過ぎに注意しましょう』

2024.04.22

こんにちは、皆さん。

住宅ローンの変動金利型は、固定金利型より金利が低いですよね。
そのため、6割以上の方が変動金利型を選んでいます。

その中には、せっかく低い金利を選んだのに、
「金利を払わなくて済む分、借入額を増やそう」
と、予算を多めに組んだことが災いして、返済できなくなる方がいます。

じつは、この『借り過ぎ』は、誰にでも起きる可能性があるんです。

皆さん、金融機関は、税込み年収の35%を融資限度額として提示することが多いそうです。
これは、手取り年収の40%以上に相当します。

新築すると、住宅ローンだけでなく、固定資産税や都市計画税、メンテナンス費用の積み立てなど、いわゆる『所有コスト』も発生しますよね。

これを年収の10%と想定すると、
『税込み年収の35%の融資 = 手取り年収の半分以上が住居費』
という可能性も考えられるんです。

…とても現実的とは思えない割合だと思いませんか?

皆さん、変動金利型には金利上昇のリスクが伴います。
そのため、ある程度金利が上がっても対応できるよう、借入額を抑えた方が安心です。

まずは、
「教育費が多いから、毎月の返済額は月収の2割に抑えよう」
「変動金利型を選ぶけど、全期間固定型の金利でも返済できる借入額にしよう」
などのように、具体的な目安を決めましょう。

次に、いつまでに返済を終えるかを決めます。

定年までに終えるのが理想的ですが、二世帯住宅などの事情で親子リレーする方もいることでしょう。
そんな時は、金額や期間について、より慎重に話し合いましょう。

低金利はいつまで続くかわかりません。
住宅ローンを借り過ぎると、教育資金や老後資金を確保できなくなります。
低金利を前提とした借り過ぎには、十分注意しましょう。

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