「 リフォーム詐欺を防ぐ方法 」
消費者庁は、
消費者が安心して商品やサービスを取引できるよう、
特定商取引法等に違反した事業者と内容を公表しています。
2015年の処分対象を見ると、
浄水器や学習教材、健康食品など、様々なものが
訪問販売や電話勧誘で不正な方法で売りつけられていました。
その中から、住宅関連事業者の事例を紹介します。
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┃ 「 リフォーム詐欺を防ぐ方法 」
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■株式会社和幸の事例
電話アポインターが消費者に
「雨樋の掃除を2,980円でやります。いかがですか?」
などと電話をかけ、雨樋掃除の申し込みを受けた消費者宅を
同社の営業員が訪問。
雨樋掃除のために屋根に上がり、
「瓦がずれている。」
「瓦のラインが歪んでいる。漆喰がボロボロだ。」
「シリコーンで瓦と瓦をくっつければ30年~40年は大丈夫です。」
「コーキングすれば、半永久的に大丈夫です。」
などと不実を告げて、高額な屋根瓦等家屋修繕工事の
役務提供に係る訪問販売を行いました。
■株式会社愛建ホームの事例
営業員が消費者の住居を訪問し、
「近所で工事をしている。屋根が剥がれているのが見えた。」
などと、1万円前後の安価な屋根瓦の補修工事等に係る契約を締結。
その後、締結した簡易工事を行うために消費者の住居を訪問した際、
屋根がかなり傷んでいるなどとして
高額な屋根全体の工事等の勧誘を行い、
屋根・外壁等の建物補修等の住宅リフォーム工事の提供に係る
訪問販売を行いました。
■リフォーム詐欺を防ぐには
上記2社の本当の狙いは、
高額なリフォーム工事を契約することです。
そのために、まずは比較的安価な工事で消費者を油断させ、
「このまま放置すると大変なことになる」
と危機感をあおって契約へと誘導しました。
こんな詐欺を防ぐには、定期的に点検をして、
住まいの状況を常に把握しておく必要があります。
そんな時、強い味方になるのが施工業者です。
みなさん、引き渡し後のアフターサービスは、
業者によって全く異なります。
引き渡し後、何十年も定期点検をする業者もいれば、
数回来ただけで連絡が途絶える業者もいます。
アフターサービスに積極的でない業者に施工を依頼すると、
家の傷み具合はわからなくなりますよね。
すると、リフォーム詐欺に騙される可能性は高くなります。
施工業者とみなさんの付き合いは、
新居の引き渡しまでではありません。
引き渡してからが重要です。
詐欺を防ぐためにも、家の寿命を延ばすためにも、
長く信頼関係を築ける業者を厳選したいものですね。
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【編集後記】
■スズメに狙われています
なぜかスタッフ宅の雨戸がお気に入りのスズメ。
枯草を雨戸の隙間に埋め込んで、巣を作ろうとしています。
それを数日おきに掃除するスタッフ。
根気強い(?)スズメは、
「リビングの雨戸は無理か。じゃあ次は隣の・・・」
と気持ちを切り替えて、黙々と草を運びます。
順番に全部の雨戸に挑戦し、全部掃除されたスズメは、
再びリビングの雨戸へ・・・。(現在3巡目)
スタッフは、
「雨戸にスズメを近寄らせない工事をしませんか?」
なんて訪問販売があれば、
一度は説明を聞いてみたいと思っているとか。
え?
「そんなおバカな訪問販売は無いでしょ!」
って?
ですよね~。^^
それでは次回をお楽しみに!! (^0^)//~~
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