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「 表面金利ではなく、実質負担額を確認しましょう 」

2017.08.29

先日、子どもに

  「おじいちゃんが家を建てた時代って、

   住宅ローンの金利は7%前後だったんだよ」

  と話したところ、あまりの高さに絶句していました。
  
  「自分が新築する頃まで低金利が続くといいなあ」

  と言っていましたが、さてどうなるんでしょうね。^^

  ■総返済額を左右する『諸費用』

  住宅ローンを利用する際、金利だけに目を向けがちです。

  一目でわかるので比較しやすいですよね。

  一方、金融機関によって差が大きいのが『諸費用』です。

  ■事務手数料

  『一律〇万円』という定額制のものだけでなく、

  『融資金額の〇%』という場合もあります。

  また、同じ金融機関でも、

  契約内容によって事務手数料が異なる場合もあります。

  ■つなぎ融資の事務手数料・利息

  契約から引き渡しまでの間、数回にわけて

  業者に支払うためのお金を借りるのが『つなぎ融資』。

  その手数料や利息は、無料の場合もあれば

  本契約と異なる金利になる場合もあります。

  ■繰り上げ返済手数料

  こちらも、金融機関や契約内容によって異なります。
  
  『一部繰り上げ返済のみ無料』

  『〇万円以上返済の場合のみ無料』

  など、返済方法や金額によって有料になる場合もあります。

  ■保証料

  ローンの返済が滞った場合、

  保証会社に建て替えてもらうための費用です。

  (建て替えなので、返済の必要がなくなるわけではありません。

  返済先が、金融機関から保証会社に変わるだけです。)

  この保証料も『無料』『定額制』『融資額の〇%』と、

  金融機関によって異なります。

  ■団体信用生命保険料(団信)

  返済期間(=保険期間)中に死亡又は高度障害状態になった場合、

  保険金で住宅ローンを完済するものです。

  こちらも、『無料』『定額制』『融資額の〇%』など

  金融機関や契約内容によって異なります。

  対象となる疾病などは金融機関によって異なるので、

  金額だけでなく、内容の比較が欠かせません。

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【編集後記】

  ■お得と割高が混在

  『保証料は無料だけど、事務手数料は他より割高』

  など、金融機関によって違いがあります。

  なので、実質負担額のチェックを怠ると、

  思わぬ損をすることがあります。

  住宅ローンを選ぶ際は、金利より

  諸費用も含めた『実質負担額』に注目しましょう。

  それでは次回をお楽しみに!!  (^0^)//~~

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