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「 専門家が『いずれ必要なくなるのに…』と思うものは? 」 

2017.11.13

 ■皆さん、こんにちは。

  娘が小学校に入学する前にと新築した知人。

  子ども部屋の壁紙は、娘さん本人が選びました。

  天井も壁もピンクで、かわいらしいキャラクター入り。

  お友達にも大人気でした。

  月日が流れ、高校生なった娘さんは、

  「子どもっぽい壁紙が恥ずかしくて、新しくできた友達を呼べない」

  と、壁紙の張り替えを希望しているとか。

  当初の予定では、

  娘さんが巣立った後に奥様好みの壁紙に張り替えて、

  趣味の部屋にするつもりだったそうです。

  「受験前の塾の出費、入学に関わる出費とか、

  大きな出費が続いたところにその要望はつらい…」

  とグッタリしている知人と譲らない娘さん。

  まだ決着していませんが、勝負の行方が気になります。^^;

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┃ 「 専門家が『いずれ必要なくなるのに…』と思うものは? 」 
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  ■作った方が良いもの

  今年3月、SUVACOが専門家を対象に調査を行いました。

  その結果、家づくりで「作った方が良いもの」の第一位は

  『断熱』となりました。

  ちなみに、2~5位は、『パントリー』『耐震』『床暖房』

  『シューズインクローゼット』となっています。

  ■必要ないと思うもの

  「やがて必要がなくなるのに、つけたがる/

  作りたがる施主が多い設備や部屋、性能」の第一位は

  『子供部屋』となりました。

  2~5位は、『客間』『床暖房』『必要以上の個室』

  『書斎』となっています。

  ■複数の用途に使える部屋づくり

  例えば、テーブルやベッド、ソファーではなく、

  コタツや布団を使う生活スタイルなら、

  その部屋は居間としても客間としても使えます。

  一つの部屋を家具やパーテーションなどで仕切れば、

  2つの用途、又は2人分の子ども部屋としても使えます。

  個室が増えれば、その分だけ仕切るための建材費が増えます。

  それぞれの部屋に照明や冷暖房が必要なので、

  家電代や電気代も増えます。

  皆さん、家族の人数に応じて部屋を増やすのではなく、

  複数の用途に使える部屋づくりをすると

  費用の増加を防げますよ。^^

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【編集後記】

■75.5%!

  前述の調査で、

  相談者が当初希望していた家と、実際にできた家について

  「異なることがある」と回答した専門家は

  75.5%となりました。

  その原因の一つとして

  「どのような家に住みたいのか、施主自身がわかっていない」

  というものが挙げられています。

  当初の希望と異なった家が完成しても、

  それで満足度が上がったのなら、

きっと良い業者との出会いがあったのでしょうね。

  それでは次回をお楽しみに!!  (^0^)//~~

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