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【 平面図だけでなく、その他の図面も確認しましょう。 】

2017.12.02

こんにちは、皆さん。

マンションや建売住宅の折り込みチラシなどに、必ず描かれているのが平面図(=間取り図)。

部屋の位置や広さなどが一目でわかるので、家族や業者との打ち合わせには欠かせないツールだと言えるでしょう。

しかし、家は立体的な構造物です。

天井の高さ、手すりや窓の高さ、上下階のつながりなど、平面図では確認できないものがたくさんあります。

皆さん、それらのチェックに欠かせないのが『断面図』です。

断面図には、建物を垂直に切断した状態で、内部の様子が描かれています。

断面図でチェックできるのは、目に見えるものだけではありません。

日差しや空気の流れを確認することもできます。

日差しの角度を書き込めば、季節によってどこまで日差しが入るかわかります。

ルーバーや高窓の位置によって、空気の流れをどのように調整できるかもわかります。

断面図でそれらを確認できれば、間取りの変更や高窓の設置など、様々な対策ができます。

それにより、直射日光が届きにくい部屋や、風通しが悪い部屋ができるのを防げます。

皆さん、全く同じ間取りの家でも、天井の形や高さ、窓の大きさや高さなどが異なれば、住み心地は大きく異なります。

全く別の家になると言ってもいいくらいなんですよ。

ところで、複数かの調査によると、業者との打ち合わせの際、天井の高さや部屋の広さなど、空間のイメージが掴めずに苦労している方は多いようです。

男性の約2割、女性の約4割が、そんな不満を経験しているとか。

皆さん、平面図だけでピンと来ない時は、ほかの図面もも見てみましょう。

今暮らしている住まいのサイズと比較しながら見ていくと、図面に描かれた空間のイメージを、より明確に掴めると思います。

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