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【 その商圏は、アフターフォローに影響を与えるかもしれません。 】

2018.11.01

こんにちは、皆さん。

あなたは、業者の『商圏(しょうけん)』を比べたことはありますか?

建築業者の商圏は、

・市内のみ

・県内全域

・関東一円

など、じつに様々です。

地域密着を重視する工務店の場合、『市内』より狭い『市内の一部地域のみ』に限定することもあります。

業者の規模は千差万別なので、

「商圏が狭いから良い、広いから悪い」

という表現は適切とは言えません。

ですから、あなたの価値観に合うか合わないかを判断基準にした方が良いでしょう。

例えば、もし皆さんが

「何か困ったことがあった時、すぐ行き来できる距離だと安心だ」

と考えるなら、商圏が狭い業者の方が望ましいのではないでしょうか。

逆に、

「商圏にギリギリ入るような遠い場所だけど、その業者でないと嫌だ」

と思えるほどの業者がいるのなら、その選択も間違ってはいません。

ただ、一つだけ気になることがあります。

それは『アフターフォロー』です。

移動距離が遠いほど、業者は一人の顧客に時間を使います。

当然、ほかの顧客への対応時間は少なくなります。

仕事を獲得することを優先して商圏を広げた業者は、アフターフォローまで考慮していない恐れがあります。

もし、商圏の広さが不安材料になっているのなら、

「その商圏を設定した理由は?」

「遠方だけど、トラブルが起きた時、すぐに対応してもらえますか?」

「遠い分、出張費などの別料金が発生しますか?」

など、あなたが不安に感じた部分を業者に確認しておきましょう。

皆さんは、業者選びのために何社か訪ねましたか?

もしかしたら、既に契約前の打ち合わせまで進んでいるかもしれませんね。

業者の事務所を訪問した際、皆さんが

「この距離を何度も往復するのは疲れるなあ」

と思ったことがあるのなら、業者も同じように負担を感じているかもしれません。

となると、何かあった時、すぐに対応してもらえない可能性も低くはありません。

業者との本当の付き合いは、引き渡し後に始まります。

あなたの家を、今後数十年守り続ける大切なパートナーとの現実的な距離はどれくらいですか。

業者選びの際は、商圏も比較してみましょう。

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