「 契約書のチェックポイント 」
■皆さん、こんにちは。
契約締結日の朝は、
「いよいよ新築に向けて動き出すんだな」
というワクワク感と同時に、
「契約書に署名するとき失敗しないかな」
「契約書や約款の説明は全部理解できるかな」
と不安になるかもしれませんね。
そこで今日は、
契約書のチェックポイントについてお話しします。
(約款については、次回お話ししますね)
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┃ 「 契約書のチェックポイント 」
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■記載項目
契約書には、
・工事名
・工事場所
・工期
・工事請負代金
・支払い方法
などが記されています。
この中で、特にトラブルの原因になりやすいのは以下の3点です。
■工事請負金額
まずは、最終的な見積書の金額と
契約書に記された金額が同じかどうか確かめましょう。
その金額は、本体工事費だけでなく別途工事費用まで含まれるのか、
それ以外の費用は発生しないか、必ず確認しましょう。
■支払い方法
支払いの時期や金額は業者によって異なります。
目安は、
・契約時・・・・工事請負金額の1割程度
・着工時・・・・工事請負金額の3割程度
・上棟時・・・・工事請負金額の3割程度
・引渡し前・・・未払い分の全額
といったところでしょうか。
皆さん、過去の事例では、早い段階で多くの金額を請求し、
未完成のまま倒産や持ち逃げをした業者がいます。
そんなトラブルを避けるためにも、
時期や金額、支払い方法などに問題が無いか、
支払予定日は余裕を持って設定されているか確かめましょう。
■工期
着手・完成・引き渡しの時期について、
期日が明確に記されているか確かめましょう。
曖昧だと、遅延損害金の計算が難しくなります。
ただし、悪天候や今回の新型コロナのように、
施工業者の責に問えない理由で工期が延びることもあります。
工期の延長が避けられないとわかった時点で
業者から施主に連絡するのが当然ですが、念のため、
遅れる時の連絡や対応について尋ねておきましょう。
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【編集後記】
■内容は同じかな?
契約書は、同じものを2通作ります。
そして、施工業者と施主が1通ずつ保管します。
皆さん、記載内容に不備が無いか確認した後は、
2通とも同じ内容が記されているかを確認しましょう。
「そこまで慎重にならなくても…」
と思うかもしれませんが、契約書はそれほど大切な書類ですから。
それでは次回をお楽しみに!! (^0^)//~~
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