「 グリーン住宅ポイント制度 」
■皆さん、こんにちは。
先日、令和2年度第3次補正予算が成立したことにより、
一定の省エネ性能を有する住宅の新築やリフォーム等に対して、
商品や追加工事と交換できるポイントを付与する
「グリーン住宅ポイント制度」について、
ポイント発行申請の受付の開始に向けた準備が始まっています。
対象となるのは、令和2年12月15日から
令和3年10月31日までに契約を締結した物件です。
もし、皆さんが対象期間内に新築する予定なら、
この制度は知っておいた方がいいですよ。
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┃ 「 グリーン住宅ポイント制度 」
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■制度の目的・概要
高い省エネ性能を有する住宅を取得する者等に対して、
商品や追加工事と交換できるポイントを発行することにより、
グリーン社会の実現及び地域における
民需主導の好循環の実現などに資する住宅投資を喚起し、
新型コロナウィルス感染症の影響により落ち込んだ経済の回復を図る。
■新築の対象と発行ポイント
所有者自身が居住する目的で新築する物件が対象で、
発行ポイントには「基本」と「特例」があります。
ちなみに、特例ポイントを得られるのは、
・東京圏から移住するための住宅
・18歳未満の子3人以上を有する世帯が取得する住宅
・三世代同居仕様である住宅
・災害リスクが高い区域から移住するための住宅
のいずれかに該当するものです。
具体的な発行ポイントは以下の通りです。
・高い省エネ性能等を有する住宅・・・基本:40万ポイント 特例:100万ポイント
(認定長期優良住宅、認定低炭素建築物 、性能向上計画認定住宅 、ZEH)
・省エネ基準に適合する住宅・・・基本:30万ポイント 特例:60万ポイント
(断熱等級4かつ一次エネ等級4以上を満たす住宅)
■ポイントの交換
ポイントの交換対象となるのは
・「新たな日常」「環境」「安全・安心」「健康長寿・高齢者対応」
「子育て支援、働き方改革」「地域振興」に資する商品
・「新たな日常」(ワークスペース設置、空気環境向上工事等)及び
「防災」に資する追加工事
で、詳細は3月下旬に公開される予定です。
なお、申請の受付は4月からとなります。
皆さん、今回は持ち家を新築する場合についてのみお伝えしましたが、
既存住宅の購入、賃貸住宅の新築、
持ち家または賃貸住宅のリフォームも対象になります。
交換申請の受付期限は遅くとも令和3年10月末の予定ですが、
予算の状況によっては変わる場合があるので注意しましょう。
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【編集後記】
■たとえばこんな商品
「新たな日常」に資する商品として
・テレワークに必要な用品、家電、環境整備用品
・ステイホーム家電
・DIY用品
・園芸用品・アウトドアリビング
・感染症予防に関する用品・家電
・自転車
などが予定されています。
順次追加や変更があるかと思いますが、
新築をきっかけに購入を検討している商品があるなら、
購入前に対象商品のチェックをした方が良さそうですね。
それでは次回をお楽しみに!! (^0^)//~~
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