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『深夜の緊急地震速報は、判断力を奪うことがあります。』

2022.06.06

こんにちは、皆さん。

スマホの緊急地震速報が鳴ると、日中でもドキッとしますよね。

それが深夜だと、ドキッとするどころではありません。

咄嗟に反応できなかったり、

暗い中、慌てて動いたためにケガをすることも考えられます。

そのため、寝室はできるだけ安全な環境に整えておく必要があります。

皆さん、タンスなどの大きな家具が倒れると、

逃げ道を塞いだり、寝ている人がケガをする恐れがあります。

そんなリスクを減らすには、

・家具は、逃げ道を塞がず、寝ている人に被害を与えない場所に置く

・転倒しても被害が少ない、背の低い家具を置く

・造り付けの家具にする

などの対策が必要です。

また、ガラスが割れたり、モノが散乱して足元が安全でない可能性もあります。

そのため、寝具に近い場所にスリッパや靴を常備したり、

スマホや懐中電灯で明かりを確保する必要があります。

そういえば、コンセントに挿すタイプの足元灯の中には、

万が一の際に懐中電灯として利用できるものもありますよね。

あれなら、懐中電灯を買い足さずにすみます。

ただし、耐久性は製品によって異なるので注意しましょう。

貴重品や眼鏡などのように、避難時に持ち出したいものが寝室にあるなら、

暗くてモノが散乱している中でも

確実に持ち出せる場所に置いた方が良さそうです。

過去の直下型の地震でケガをした人の過半数は、

家具の転倒や落下、ガラスの飛散によって被害を受けています。

ケガをすると、迅速に避難できません。

状況によっては、すぐに手当てできない恐れもあります。

そう考えると、用心しすぎるくらいで丁度良いのではないでしょうか。

皆さん、寝室は、質の良い睡眠を守るだけでなく、

深夜でも安全に避難できる環境づくりも心掛けたいですね。

では、また。

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