『掃除と正しい使い方で火災を防ぎましょう。』
こんにちは、皆さん。
寒くて空気が乾燥する季節になると、火災のリスクが増えます。
定期的な掃除や正しい使い方で火災を防ぎましょう。
皆さん、電化製品から発生する静電気はホコリを引き寄せます。
付着したホコリは火災や異常燃焼の原因になるので、1週間に1回はフィルターの掃除をした方が良いでしょう。
(衣類の柔軟剤を含ませた雑巾で掃除すると、ホコリが付きにくくなります。)
また、電源プラグとコンセントの間に付着したホコリも危険なので、
・長期間使用しない時は電源プラグを抜く
・定期的に電源プラグを抜き、ホコリなどの異物を除去する
などの習慣づけも欠かせません。
ところで皆さん、IH調理器はガスコンロより安全に思えますが、誤った使い方が原因で火災が発生するケースが多いんです。
こまめな掃除はもちろんですが、
・IH対応の鍋やフライパンを使う
・なべ底が変形したもの、剥がれかけたものは、安全装置が正常に作動しないので使わない
・トッププレートやグリルドアにヒビや割れがある製品は使わない
・揚げ物調理は、温度管理ができる揚げ物モードを使う
・揚げ物調理に使う油の量は、基準より減らさない
・鍋の温度を正しく感知できないので、市販の汚れ防止シートは使わない
・使用中はその場を離れない
などの点にも注意しましょう。
そういえば、グリルを使っているとき、庫内の油脂分が原因で発火や発煙することがありますよね。
すぐ消えるなら問題無いのですが、発火や発煙が続くときは、
1.電源を切る
2.排気カバー全体を濡れたタオルなどで塞ぐ
3.酸素の侵入を防ぐため、炎が完全に消えるまで放置する
という手順で初期消火に努めてください。
このとき、絶対にやめてほしいのが『水をかけること』です。
高温になったグリルドアは、水をかけると割れる恐れがあります。
ですから、普段のお手入れの時も、使用中や使用後すぐに水をかけないよう注意しましょう。
ところで皆さんのお宅では、電気ストーブや石油ストーブを使っていますか?
毎年のように
・暖房器具の上に干していた洗濯物が落ちて着火した
・カーテンや布団が暖房器具に触れて着火した
・外出前や就寝前に暖房器具の消火を確認せず、発見が遅れた
・消毒用アルコールやスプレーから引火した
などの事故が発生しています。
慣れが油断を招くこともあるので気を付けたいですね。
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