ブログ

『住宅ローンのボーナス払いは変更できる?』

2023.12.11

■皆さん、こんにちは。

住宅ローンの返済計画を考える時、
ボーナス払いを併用するか迷ったことはありませんか?

ボーナス払いを併用すると、
返済総額は増えますが月々の負担を減らせます。

子どもの成長に伴って教育費が増えることを思うと、
やはり魅力的ですよね。

ところで、返済が始まってから
ボーナス払いの有無を変更できるのでしょうか。

変更以外に、ボーナス払いを無しにする方法はあるのでしょうか。

+—–+—–+—–+—–+—–+—–+—–+—–+—–+—–+

     _    ⊂⌒⊃
  /  \
┏・__| ロロ|__・━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃                      
┃ 「 住宅ローンのボーナス払いは変更できる? 」 
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 。・☆

■まずはシミュレーション

まずは、ボーナス払いそのものを無しにしたいのか、
返済額を減らしたいのかを明確にしましょう。

ボーナス払いを減らした分、月々の返済額は増えます。

ライフプラン表などで完済までの収支を視覚化し、
返済計画に無理が無いか確認しましょう。

■繰り上げ返済

皆さん、
「契約内容は変更したくないけど、ボーナス払いを早く終わらせたい」
という場合、繰り上げ返済という方法があります。

繰り上げ返済は、
月々の返済とボーナス払いとの返済割合を自分で選べます。

なお、1円から1円単位でいつでも返済可能な金融機関もありますが、
フラット35のように、
・繰り上げ返済できる額・・・100万円以上(窓口の場合)
・繰り上げ返済できる日・・・月々の返済日のみ
と定められている場合もあります。

■金融機関に相談

契約内容を変更したいなら、金融機関に相談しましょう。

返済が滞った後に相談すると、変更が難しくなる場合があります。

変更のための審査や手数料は金融機関によって異なるので、
事前に確認しておきましょう。

■借り換え

返済計画だけでなく、団体信用生命保険の内容も見直せます。

ただし、勤務状況や返済状況によっては、
金融機関の審査に通らない場合があります。

借り換えの際は、
事務取扱手数料・保証料・印紙税・抵当権設定登録免許税
などの諸費用が必要になります。

借り換えは、
・ローン残高が1,000万円以上ある
・返済期間が10年以上残っている
・借り換えによる金利差が1%以上ある
という3つの条件を満たすとメリットがあると言われています。

判断材料の一つとして覚えておきたいですね。

+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-

【編集後記】

■皆さんはどっち?

ボーナス払いに向いているのは、
・支給額が安定している
・これからも必ず支給される
・クレジットカードでボーナス払いを利用しない
・年収に余裕があり、計画的に貯蓄できている
などのように、確実に返済できる方です。

一方、
・支給額の変動が大きい
・マイカーローンなどの返済にボーナスを利用している
・転職を検討している
といった方は、十分な注意が必要です。

ある調査によると、若い世代ほど
ボーナス払いを選択したことを後悔している割合が多いとか。

ボーナス払いに頼って借入限度額まで利用するより、
借入額を月々返済できる額に留めてボーナス払いを併用した方が、
万が一の際も慌てずに済みそうですね。

それでは次回をお楽しみに!!  (^0^)//~~

最新記事

  • カテゴリー

  • アーカイブ