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『魔の7歳。歩行中の事故を防ぐために。』

2024.05.23

■皆さん、こんにちは。

新築する方の中には、
「子どもが小学校に上がるまでに」
と考える方がいます。

公立小学校の中にも評判の良し悪しはありますから、
どうせなら評判の良いところを選びたいですよね。

私立小学校に通う予定なら、
入学までに新築することで通学の方法や時間を選べます。

このとき、一つ注意したいことがあります。

それは、『魔の7歳』についてです。

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┃ 「魔の7歳。歩行中の事故を防ぐために。」 
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■『魔の7歳』とは

小学1年生になると、登下校や習い事、
友達の家に遊びに行ったりと、一人で歩く機会が増えます。

子どもの視野は、大人の3分の2しかないと言われています。
それに加えて、7歳頃だと交通ルールへの理解も不十分です。

また、その年齢ならではの行動として、
「あっ!ちょうちょだ!」
「友達が向こうにいる!」
などのように、何かに興味を惹かれると、
周囲の安全を確認せずに走り出す傾向があります。

そのため、子どもの歩行中の交通事故を年齢別にみると7歳が最も多く、
『魔の7歳』と表現されています。

■子どもの目線で一緒に歩きましょう

土地選びの際は、
小学校や公園など、子どもが一人で歩くであろう場所まで、
子どもと一緒に歩いてみましょう。

すると、
「この交差点は塀が高くて左右が見えないな」
「交通量が多いのにガードレールが無くて怖いな」
「横断歩道はあるけど信号が無いから、一人で横断するのはちょっと…」
など、大人では気付けなかったリスクを発見するかもしれません。

新築後も、入学前の春休みなどを利用して親子で何度も歩き、
交通ルールや危険な場所について話し合いましょう。

■自宅の塀にも安全対策を

自宅の駐車場から道路に出る時、塀の前を歩く子どもは、
車の運転席からは見えにくいものです。

そのため、
「車を少し出してから左右を確認しよう」
と安全に配慮したつもりでも、
そのタイミングで歩行中の子どもに接触する恐れがあります。

スタッフも、
「あと1秒早かったら子どもにぶつかっていた…」
という経験があります。

塀の高さや種類によって歩行者の見えやすさは変わります。

ブロック塀などによって左右が見えにくい時は、
ガレージミラーを設置して安全を確保しましょう。

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【編集後記】

■第1のピークは5月

警察庁によると、小学1年生の歩行中の死者や重症者数は、
小学6年生の約3.2倍だそうです。
そして、1年生の第1のピークは5月中旬だそうです。

登下校に慣れてくる時期ですし、友達と話しながら歩いたりして、
安全確認が不十分になるのかもしれませんね。

車に自転車に不審者にと、歩行中の子どもには危険がいっぱいです。

世帯によって新築するタイミングは異なりますが、
安全に歩行できる環境を整えたり、交通安全について共に学んだりして、
子どもを守りたいですね。

それでは次回をお楽しみに!!  (^0^)//~~

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