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『着工前に近所に挨拶する理由と、その範囲は?』

2024.08.05

こんにちは、皆さん。

家づくりをする方の多くは、手土産を持ってご近所に挨拶します。

そのタイミングは、新築工事が始まる前と引っ越し日前後の2回です。

着工前に挨拶する理由は、騒音・粉塵・車両の出入りなどによって数か月ほどご迷惑をお掛けすることのお詫びです。

地鎮祭の後に業者と施主が揃って行くこともあれば、別々に行くこともあります。

ですから、皆さんが業者との同行を希望する場合は、その旨を早めに伝えておきましょう。

ところで、ご近所への挨拶は、『向こう三軒両隣』が目安とされています。

敷地の左右1軒ずつとお向かいの3軒で、計5軒です。

しかし、敷地の後方にも家があるのなら、そちらにも騒音などで迷惑を掛けます。

自分がそちら側に住んでいたらと想像すると、やはり、事前に挨拶に伺った方が心象は良さそうです。

向かい側が3軒なので後方も3軒。

とすると、この時点で8軒。

皆さん、

「これでもう十分じゃない?」

と思いますよね。

しかし、過去のトラブルを調べたところ、

「家の前を出入りする工事車両が多くて危ない」

「工事関係者に路上駐車されて、自宅の車が出入りできない」

「ウチも騒音やホコリで悩まされているのに、何の挨拶も無い」

など、数多くのご近所さんがストレスを抱えていました。

そのようなトラブルを回避するには、

・工事車両の出入りで迷惑を掛けるお宅にも挨拶する

・隣接するお宅は手土産を持って挨拶に行き、それより離れているけれど迷惑を掛けそうなお宅には、郵便受けに挨拶文を入れておく

などのように、何らかの方法で、事前に工事のお知らせをした方が良さそうです。

なお、地域によっては、自治体の班分けに該当するすべてのお宅に挨拶に行くなど、独自の慣習があります。

そのため、

「班の中でウチにだけ来なかった」

というトラブルもあったそうです。

皆さん、引っ越し先で自治体に加入する予定なら、そのような決まり事があるか調べておきましょう。

不動産会社に尋ねても分からない時は、隣家に挨拶に行った時に尋ねるといいですよ。

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