「 湿気の多い土地は、建物の劣化を早めます 」
家を劣化させる大きな原因といえば「湿気」です。
新築の際の施工不良による雨漏りだけではありません。
コーキングの経年劣化や外壁のヒビ(クラック)から
雨水がジワジワしみ込んでくることもあります。
結露が原因で、窓や壁にカビが発生することもあります。
ところで、湿気による建物の劣化を防ぐため、
忘れないでほしい湿気があります。
それは「土地の湿気」です。
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┃ 「 湿気の多い土地は、建物の劣化を早めます 」
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■こんな土地は要注意
かつて沼や池などの湿地だった土地、湧水が豊富な地域、
水田として利用されていた土地などは
湿気が抜けにくいものです。
そのため、土の入れ替えなど、
それぞれの土地に合わせた地盤改良は欠かせません。
また、山や坂の下などの周辺より低い土地は、
雨が降るたびに周辺の雨が集まります。
湿気のリスクを減らしたい人には不向きな土地です。
■購入前にじっくり観察
みなさん、雨が上がった翌日や数日後、
候補地の状態を観察しましょう。
水はけの良し悪しがわかります。
その際、周囲の家の外壁や基礎のコンクリート、
塀や縁石なども観察しましょう。
何日も湿気が残っていたり、コケやカビが目立つなら
そこは湿気が多い土地だと判断して良いでしょう。
建物の気密性を高めたり、
床下や室内を強制換気すれば問題ないという意見もあります。
しかし、リスクを少しでも減らしたいと考えるなら、
湿気が溜まりやすく乾燥しにくい土地は避けた方が賢明です。
雨の日など、湿度が高さが原因で体調を崩す家族がいるなら、
特に注意が必要です。
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【編集後記】
■ひと月ほど前
ひと月ほど前、何日も雨が降り続きましたね。
台風21号が去り、青空を見た時はホッとしました。
あの長雨の後、久しぶりにウォーキングしながら
周囲の様子を観察したのですが、
ブロック塀も土地も乾燥したところもあれば、
土地の水たまりは無くなったものの
ブロック塀に水気が残っているところもありました。
いろんな土地を観察したくて普段より多く歩いたせいか、
翌日は軽めの筋肉痛に襲われました。
長雨でしばらく歩いていなかったとはいえ、
まさか筋肉痛になるとは…。
よし、次は自転車に乗って観察しよう♪(って、そうじゃない^^;)
それでは次回をお楽しみに!! (^0^)//~~
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