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【手元にいくら残しますか?】

2017.03.06

こんにちは、みなさん。

資金計画を考えたとき、手元にいくら残せばいいか迷ったことはありませんか?

頭金を多く支払っておけば、その分だけ住宅ローンの融資額を減らせます。

そうすれば、余計な利息を支払わずにすみます。

頭金を多めにするというのは、一見、とても賢い方法ですよね。

しかし、世の中何が起こるかわかりません。

病気や介護のために収入が減るかもしれません。

計画外の出費が発生するかもしれません。

ですから、ある程度まとまった金額を手元に残す必要があります。

とはいっても、『ある程度』という表現は曖昧で、判断しようがありませんよね。

よく言われるのが、『月収の3~6か月分程度』。

その根拠は、自己都合で退職したサラリーマンが、失業手当を受給できるまでの期間、というものです。

自営業の方には、あまり参考にならないでしょう。

なお、子供の進学や親の体調不良など、収入減や支出増が予想される場合、少し多めに資金を残しておきたいものです。

そんな家庭事情も考慮しましょう。

ところでみなさん、支払利息を減らしたい人にとって、変動金利はとても魅力的です。

しかし、ここには落とし穴があります。

ある日突然、金利が上昇することがあるからです。

月々の返済額が増えてしまったときは、住宅ローンを借り換えるか、手元の資金を切り崩して対応するしかありません。

極端な話になりますが、頭金は『あってもなくても構わない』お金です。

しかし、手元の資金は、安心して暮らすために『なくてはならない』お金です。

みなさん、手元に残す資金は、今決めている額で本当に大丈夫でしょうか?

今一度、見直してみましょう。

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