「 表面金利ではなく、実質負担額を確認しましょう 」
先日、子どもに
「おじいちゃんが家を建てた時代って、
住宅ローンの金利は7%前後だったんだよ」
と話したところ、あまりの高さに絶句していました。
「自分が新築する頃まで低金利が続くといいなあ」
と言っていましたが、さてどうなるんでしょうね。^^
■総返済額を左右する『諸費用』
住宅ローンを利用する際、金利だけに目を向けがちです。
一目でわかるので比較しやすいですよね。
一方、金融機関によって差が大きいのが『諸費用』です。
■事務手数料
『一律〇万円』という定額制のものだけでなく、
『融資金額の〇%』という場合もあります。
また、同じ金融機関でも、
契約内容によって事務手数料が異なる場合もあります。
■つなぎ融資の事務手数料・利息
契約から引き渡しまでの間、数回にわけて
業者に支払うためのお金を借りるのが『つなぎ融資』。
その手数料や利息は、無料の場合もあれば
本契約と異なる金利になる場合もあります。
■繰り上げ返済手数料
こちらも、金融機関や契約内容によって異なります。
『一部繰り上げ返済のみ無料』
『〇万円以上返済の場合のみ無料』
など、返済方法や金額によって有料になる場合もあります。
■保証料
ローンの返済が滞った場合、
保証会社に建て替えてもらうための費用です。
(建て替えなので、返済の必要がなくなるわけではありません。
返済先が、金融機関から保証会社に変わるだけです。)
この保証料も『無料』『定額制』『融資額の〇%』と、
金融機関によって異なります。
■団体信用生命保険料(団信)
返済期間(=保険期間)中に死亡又は高度障害状態になった場合、
保険金で住宅ローンを完済するものです。
こちらも、『無料』『定額制』『融資額の〇%』など
金融機関や契約内容によって異なります。
対象となる疾病などは金融機関によって異なるので、
金額だけでなく、内容の比較が欠かせません。
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【編集後記】
■お得と割高が混在
『保証料は無料だけど、事務手数料は他より割高』
など、金融機関によって違いがあります。
なので、実質負担額のチェックを怠ると、
思わぬ損をすることがあります。
住宅ローンを選ぶ際は、金利より
諸費用も含めた『実質負担額』に注目しましょう。
それでは次回をお楽しみに!! (^0^)//~~
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