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【 洗面所の窓って、簡単そうで難しい 】

2018.03.02

こんにちは、皆さん。
今日は秋晴れですね。朝晩の気温差が激しく少し風邪気味です。
皆さんも体調管理には気を付けましょう。

今日のお話は、洗面所についてです。

洗面所の窓の位置や大きさを決めるのって、簡単なようで難しいものです。

西に設けると、夏は西日が差す時間と入浴時間が重なるかもしれません。

眩しいのと暑いのとで、入浴後も苦労しそうですね。

洗濯機の奥に設けると、

手が届かなくて開閉や掃除ができなくなるかもしれません。

脚立などの足場が無いと開閉できないほど高い場所に設けると、

若いうちならまだしも、高齢になると怖くて開閉できないかもしれません。

「採光と換気が目的だったのに採光しかできない。

 こうなると分かっていたら、脱衣所にも換気扇を設けたのに」

という後悔の声も聞かれます。

それなら、開閉しやすい高さにしてみるのはどうでしょう?

確かに利便性は良くなりますが、外からシルエットが見える恐れがあります。

洗面所の窓が道路に面していたり、すぐ近くに隣家がある場合、

視線が気になって、入浴を楽しめないかもしれません。

(一方で、隣家の方から

「シルエットが気になるので、カーテンやすだれ等で目隠ししてください」

と苦情を受けるまで気づかなかったという猛者もいますが。^^;)

皆さん、窓の種類によっても使い勝手が変わります。

開閉を諦め、採光目的で『FIX窓(はめ殺し窓)』にするなら、

換気の方法も考えなくてはいけません。

『ルーバー窓』にすれば、ハンドルを回すだけで開閉できます。

ハンドルは中央より少し下にあるので、

多少高い場所にあっても操作しやすくて便利です。

ガラスの角度を調整すれば、視線を遮りながら換気できます。

しかし、それぞれのガラス(羽)はドライバーで簡単に外せるので、

面格子を付けるなどの防犯対策が欠かせません。

また、他の窓より断熱性も劣るので、

暑さ寒さ対策を重視したい方には不向きと言えるでしょう。

『引き違い窓』や『上げ下げ窓』にすれば防犯性は高まります。

しかし、ある程度の面積が必要なので、狭い場所には不向きです。

ルーバー窓のように視線を遮ることができないので、

そのための対策も必要でしょう。

窓の種類はほかにもありますが、それぞれに一長一短があります。

窓として使える広さや方角、隣家との距離、隣接する道路の有無、

防犯性や断熱性など、さまざまな角度から検討しましょう。

では、また。

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