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【 金額の比較で困った時は 】

2018.08.25

こんにちは、皆さん。

「坪単価の安さが魅力的だと思ったけど、外観も安っぽくてガッカリ」

「坪単価25万円のはずが、最終的に40万円になった」

「総額表示で分かりやすかったけど、『総額』に含まれない必需品があった」

など、金額に関する後悔は多いものです。

全ての業者が同じ方法で金額を表示してくれると助かるのですが、なかなか難しいですよね。

そんな時に役立つのが

「住める状態にしていくらですか?」

という質問です。

極端な話、キッチンや浴槽が無くても『家』としてみなされます。

しかし、一般の人にとって「住める状態」という環境は、そうではありませんよね。

キッチン・浴槽・トイレは無い方が不自然。

地上デジタル放送を見るためのアンテナは、設置されていて当たり前。

照明やカーテンが無い生活なんて考えられません。

ということで、もし金額を比べたいのなら

「住める状態にしていくらですか?」

と尋ねてみましょう。

では、総額や広さに大きな違いが無い場合はどうしましょう。

見た目が安っぽくない方が良いのでしょうか。

それとも、性能が優れている方が良いのでしょうか。

皆さんに明確なこだわりがあるのなら選ぶのは簡単です。

しかし、特にこだわりがないのなら難しいですよね。

そんな時は、

「住み始めてからの費用は?」

という視点で考えてみましょう。

断熱性が劣る住まいは、冷暖房の費用が増えます。

冬が訪れる度に結露対策に追われます。

呼吸器系が弱い家族がいるなら、結露によるダニやカビが原因で体調を崩し、医療費が発生するかもしれません。

寿命の短い屋根材や外壁を使用したために、築後10年を待たずに張り替える羽目になるかもしれません。

(全体をリフォームする場合、100万円以上の費用が発生します)

ということで、新築時の費用だけで比較するのが難しいなら、数十年単位の費用を比較してみましょう。

表示方法が違う業者は同じ土俵では比べられません。

新築時の費用が同じ程度な場合も比べられません。

金額の比較で困った時は、この2つの視点を思い出してくださいね。

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