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【 住宅ローンの店頭金利・優遇金利・適用金利とは 】

2019.10.04

こんにちは、皆さん。

住宅ローンの金利タイプは、『変動金利』と『固定金利』の2種類です。

そして、固定金利には『全期間固定型』と『一定期間固定型』があります。

皆さんは、このほかに

『店頭金利』『優遇金利』『適用金利』という金利を聞いたことはありませんか?

耳慣れないかもしれませんが、今日はこの3つの金利についてお話しします。

■店頭金利

『店頭金利』とは、それぞれの金融機関が独自に設定した金利のことです。

優遇金利は、店頭金利を基準に設定されます。

そのため、店頭金利を『基準金利』と呼ぶこともあります。

■優遇金利

『優遇金利』とは、一定の条件を満たす場合に限り、

店頭金利から割り引いた優遇される金利のことです。

優遇金利には、契約後の一定期間だけ優遇する『当初優遇』と

完済まで優遇する『通期優遇』があります。

優遇するための条件として、

・年収や勤務年数や勤務形態が基準を満たしていること

・住宅ローンの引き落とし口座を給与振込口座に設定すること

・ネットバンキングの利用契約をすること

・公共料金の引き落とし口座にすること

・キャッシング機能付きのカードを作ること

など、それぞれの金融機関が独自の条件を設定しています。

そのほか、期間限定や人数限定などのキャンペーンを行う場合もあります。

■適用金利

『適用金利』とは、店頭金利から優遇金利を差し引いたものです。

優遇金利の場合、適用期間中の金利は一定です。

しかし店頭金利は、全期間固定型を除いて金利が変動します。

そのため、適用金利も変動する可能性があります。

皆さん、金融機関の広告を見ると、

適用金利だけが大きく表示されていることがありますよね。

それは、優遇金利を最大限に利用したときの最も低い金利なので、

審査次第では皆さんに適用されない可能性もあります。

ですから、思わぬトラブルを防ぐためにも、

・その金利が適用される年数

・優遇金利の対象とならない場合の金利

・融資実行時の金利

などを、しっかり確認するようにしましょう。

では、また。

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