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【 その業者は『かかりつけ医』として頼れる存在ですか? 】

2019.12.01

こんにちは、皆さん。

元転勤族のスタッフが、転勤先で苦労したことの一つは

『小児科のかかりつけ医』を探すことだったとか。

なぜなら、知り合いがいない環境で、小児科医は

子育てや病気の相談ができる貴重な存在だったからです。

(当時はネット環境が充実していなかったという事情もあります)

皆さん、かかりつけ医は、

腕が良ければ誰でも良いという存在ではありません。

・話しやすい

・自分に合った言葉で説明してくれる

・通うのに苦にならない程度の距離である

・波長が合う

・スタッフや医師の顔を見るだけでホッとする

などのように、本人でないと判定できない基準があります。

そのため、

「仲が良い友人の紹介だけど、自分には合わないな…」

と思うことも少なくありません。

もしかしたら、皆にもそんな経験があるかもしれませんね。

ところで皆さん、

私は、施工業者にも同じことを求めた方が良いと考えています。

なぜなら施工業者は、あなたの家を共に守るパートナーだからです。

業者探しを行う時、設計の自由度を優先したい方は

工務店や設計事務所の中から候補を絞っていきます。

一方、そこまでこだわりのない方や、

社会的ブランド力に魅力を感じる方などはハウスメーカーを選びます。

これは、どちらが正解というものではありません。

施主が望む家づくりに合っており、

それぞれのメリットやデメリットを理解した上での決定なら、

十分に正しい選択と言えるのではないでしょうか。

ただし、あなたの候補から絶対に外してほしい業者がいます。

それは、『引き渡し=ゴール』と考えている業者です。

私は、施主と業者には、

先生と生徒のような、医師と患者のような関係性があると考えています。

例えば、施主の要望を叶えただけの家より、

そこにプロの知識や技術を加えて、

要望以上に仕上がった家の方がワクワクしませんか?

また、住み始めてからの心配事や困り事を、

かかりつけ医のように相談できる相手がいると、どれだけ心強いことでしょう。

(訪問販売で不安感を煽られた時や、自然災害で住まいが傷んだ時、

そんな思いを抱いた方の話を何度も聞いたことがあります)

皆さん、施工業者は、外壁塗装業者や内装業者など、

さまざまな協力業者とのつながりがあります。

そのつながりを生かして、

メンテナンスやリフォームを行う際に、

かかりつけ医が信頼している業者を紹介してもらうこともできます。

これは、とても心強いことですよね。

さて、皆さんの意中の業者は、

アフターサービスに力を入れていますか?

あなたの『かかりつけ医』として、末永く頼れる存在になれそうですか?

では、また。

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