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【『憧れ』は判断力を鈍らせることがあります。】

2020.08.06

こんにちは、皆さん

皆さんは、構造見学会や完成見学会、住宅展示場のイベントなど、

行った事はありますか?

住宅展示場などで最新の家づくりを見るのは楽しいものです。

「今すぐこんな家で暮らせたら…」

と夢が膨らみ、計画を前倒したくなる気持ちもよくわかります。

しかし、最新の家づくりに憧れている期間は、情報を冷静に読み取れない期間でもあります。

ですから、まずは地元の様々な業者の家づくりを見たり、同じ展示場に何度も通うなどして、最新の家づくりに慣れることが大切です。

その際、毎回メモを取っておくと、業者の特徴だけでなく、自分の視点や気持ちの変化もチェックできます。

皆さん、ぜひ試してください。

ところで皆さんは、

「10社以上見ると、逆に迷ってしまうからやめた方がいい」

と聞いたことはありますか?

確かに、それも一つの考え方ではあります。

しかし、皆さんが新築する地域には、地域密着の業者だけでその何倍も存在していることでしょう。

今どきの家づくりに慣れるためにも、ホームページ上では得られない情報に触れるためにも、あなたの夢を叶えてくれそうな業者を見つけたら、上限を気にせずチェックしてみましょう。

ただ、皆さんが

「期間も数も気にせずに、納得いくまで業者を探そう」

と思っていても、契約を急ぎたい業者はそうはさせません。

「今月のキャンペーンは、今までになくお得です」

「人気がある土地なので、来週には売れているかもしれません」

「今月中に契約すれば、着工までお待たせすることはありません」

など、あの手この手でアプローチしてきます。

すると、

「多くの業者を見て、その中から厳選しよう」

と考えていた方でも、いつのまにか

「他の人に買われる前に契約しよう」

「せっかくお得なんだから、来月でなく今月契約しておこう」

と、狭い選択肢の中で考えるようになってしまうことがあります。

皆さん、住宅に関するトラブルで、

「見学会に行っただけなのに、営業マンの勢いに押されて手付金を払った」

「仮抑えのために予約金を払った。結局契約しなかったのに返還してもらえない」

などの声を聞いたことはありませんか?

彼らも、最初は広い視野を持っていたかもしれません。

しかし、狭い視野、狭い選択肢に誘導されていくうちにトラブルになったり、最初に思い描いていた家づくりができなくなってしまうんです。

最近、皆さんの視野は狭くなっていませんか?

選択肢は、あなた自身の意思で絞り込んでいますか?

『憧れ』から『慣れ』に移行し、冷静な判断ができるようになっていますか?

「あれ?そういえば…」

と感じたなら、一度立ち止まってみた方が良いかもしれません。

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