【『憧れ』は判断力を鈍らせることがあります。】
こんにちは、皆さん
皆さんは、構造見学会や完成見学会、住宅展示場のイベントなど、
行った事はありますか?
住宅展示場などで最新の家づくりを見るのは楽しいものです。
「今すぐこんな家で暮らせたら…」
と夢が膨らみ、計画を前倒したくなる気持ちもよくわかります。
しかし、最新の家づくりに憧れている期間は、情報を冷静に読み取れない期間でもあります。
ですから、まずは地元の様々な業者の家づくりを見たり、同じ展示場に何度も通うなどして、最新の家づくりに慣れることが大切です。
その際、毎回メモを取っておくと、業者の特徴だけでなく、自分の視点や気持ちの変化もチェックできます。
皆さん、ぜひ試してください。
ところで皆さんは、
「10社以上見ると、逆に迷ってしまうからやめた方がいい」
と聞いたことはありますか?
確かに、それも一つの考え方ではあります。
しかし、皆さんが新築する地域には、地域密着の業者だけでその何倍も存在していることでしょう。
今どきの家づくりに慣れるためにも、ホームページ上では得られない情報に触れるためにも、あなたの夢を叶えてくれそうな業者を見つけたら、上限を気にせずチェックしてみましょう。
ただ、皆さんが
「期間も数も気にせずに、納得いくまで業者を探そう」
と思っていても、契約を急ぎたい業者はそうはさせません。
「今月のキャンペーンは、今までになくお得です」
「人気がある土地なので、来週には売れているかもしれません」
「今月中に契約すれば、着工までお待たせすることはありません」
など、あの手この手でアプローチしてきます。
すると、
「多くの業者を見て、その中から厳選しよう」
と考えていた方でも、いつのまにか
「他の人に買われる前に契約しよう」
「せっかくお得なんだから、来月でなく今月契約しておこう」
と、狭い選択肢の中で考えるようになってしまうことがあります。
皆さん、住宅に関するトラブルで、
「見学会に行っただけなのに、営業マンの勢いに押されて手付金を払った」
「仮抑えのために予約金を払った。結局契約しなかったのに返還してもらえない」
などの声を聞いたことはありませんか?
彼らも、最初は広い視野を持っていたかもしれません。
しかし、狭い視野、狭い選択肢に誘導されていくうちにトラブルになったり、最初に思い描いていた家づくりができなくなってしまうんです。
最近、皆さんの視野は狭くなっていませんか?
選択肢は、あなた自身の意思で絞り込んでいますか?
『憧れ』から『慣れ』に移行し、冷静な判断ができるようになっていますか?
「あれ?そういえば…」
と感じたなら、一度立ち止まってみた方が良いかもしれません。
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